日本バスケットボール協会などが、23区内に1万5千人前後の収容ができる「ナショナルアリーナ」の建設を検討していることが関係者の取材で分かった。
代表戦やBリーグ、Wリーグのプレーオフ、全校区高校選手権などの会場に使い「バスケの聖地」に位置付ける。
Bリーグ創設10年となる2026年までの完成を目指す。
日本バスケットボール協会などはバスケ向けに優先使用できるナショナルアリーナを構想しており、年間50~70日をバスケ、それ以外を音楽ライブや他の室内競技で使うことで収益化が可能と見込んでいる。
今年度内をめどにパートナーとなる企業を募ったうえで、共同事業体方式を軸に建設・運営の具体的な計画をまとめる方針。
バスケの主要大会は各地のアリーナや体育館を借りて開催しているが、今年5月のBリーグチャンピオンシップ決勝では1万3千人近くを集めた。
抜粋 2019.6.27読売新聞朝刊